今回は、これからクレジットカードの現金化を利用していこうと思っている方、もしくは、日頃からクレジットカードの現金化を頻繁に利用している方に向けた、現金化の賢い使い方のポイントです。
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目次
クレジットカード現金化での即日プランと通常プランの使い分け
これは多くの業者が導入しているシステムで、即日プランと通常プランを用意し、入金までの早さによって換金率を調整しています。
24時間即日振込、このような文字を見ると魅力的に感じますが、必ずしも即日振込が必要な局面ばかりではありません。場合によっては「1週間くらいなら待てる」という場合もあるはずです。
即日プランは振り込みが早い代わりに換金率が控えめです。逆に、通常プランは振り込みに1~2週間必要ですが、換金率は高いのです。
このプランを時と場合に応じて上手く使い分けることが、クレジットカード現金化の中級者へのステップです。
今まで「とにかく換金率の高い即日プランで」といった選び方をしていたのなら、今後は換金前に本当に今すぐお金が必要なのかを考えてみてください。
高額利用で換金率アップ
これも上と同様に多くの現金化業者で採用されるシステムです。
10万円を換金するよりも、100万円を換金した方が換金率が高くなりロスが減ります。10万円を5回に分けて現金化するなら、一括で50万円を現金化した方が圧倒的にお得なので、利用前にしっかりと計画を立てて、いくら必要なのかを明確にしておきましょう。
クレジットカードの現金化はショッピング枠の上限がそのまま利用可能額上限になるので、それを踏まえて賢く利用することが重要です。
クレジットカード現金化の換金率と手数料
クレジットカード現金化業者を比較する時、多くの人は換金率に注目するはずです。
しかし、同時に手数料にも注目したいところで、換金率も手数料も業者の取り分に値する部分なので、換金率が高くても、手数料が大きければ結局、高換金率も意味がなくなってしまいます。
そのため、業者比較する際にはホームページの換金率掲載ページなどに手数料の存在がないかを確認しておくとよいでしょう。わからなければ、直接業者に確認を取ってみるのもよいでしょう。
これは詐欺というわけではありませんが、ユーザーの口コミなどを確認すると、「せっかくの高換金率も手数料が高くて損をしてしまった。」などという意見も見受けられます。
クレジットカードは複数枚使える
クレジットカードを複数枚所持している方は多いかと思います。ほとんどの現金化業者では、カードの複数利用が可能です。もし複数利用が不可能な業者なら、他の業者と併用することで複数利用が可能になります。
例えば、50万円用意する必要があります。この際にショッピング枠に20万円の残高しかない場合は、50万円の現金化は出来ません。しかし、カードBに20万円の残高、カードCに10万円の残高があれば、合計50万円と目標金額の達成です。
このようにクレジットカードの現金化には、カード1枚にとらわれていては見逃してしまう柔軟性が備わっていますので、複数利用を前提とした、自分なりの使い方を模索してみるのも大切です。
クレジットカード現金化の最低利用金額を確認
主婦の方などの一般消費者がクレジットカードの現金化を有効活用するためには、業者の最低利用金額に気をつけてください。これは1万円からできるか、10万からなのかという利用可能金額の差です。
主婦の方が定期的に利用するのは1万や3万といった小口取引が多いのではないでしょうか。そのため、そのような方が最低10万円からの業者を選んでしまうと、十分に活用できない可能性があるのです。
換金率やスピードも大切ですが、最低換金率といった利便性も確認しておかなければ、せっかくの良いサービスを台無しにしてしまう可能性もあります。
クレジットカード現金化で借金の一本化
これは、それぞれの状況に応じてメリットがあるかどうかはわかれるのですが、クレジットカードの現金化で借金を一本化して、メリットを得られる可能性もあります。
借入額の合計がショッピング枠の残高で賄える場合に通用する方法で、ショッピング枠の換金で現金を用意して、借金を返済してしまうものです。
そうすると、支払いをクレジットカード会社のものだけにまとめることができて、一本化で管理や把握がしやすくなる、金利が優遇される場合がある、などのメリットを得られる可能性があります。
金利について
一本化によって金利がお得になるかは、実際の借入先とショッピング枠の金利を比較してみなければわかりません。比較して金利がお得になるようであれば、一本化をする価値はあるといえるでしょう。
クレジットカードの現金化はサラ金での借り入れとは違いますので、審査の必要がありません。さらに、高額利用になると換金率が高まり、換金率分のロスが少なくなる特徴があります。
そのため、ショッピング枠の残高に高額が割り当てられている方は、優遇金利で返済を続けられる可能性があるのです。
信用情報に記録が残らない
後々のことを考えると、消費者金融の返済が滞って信用情報に記録が残ることを心配している方もいるかもしれません。
クレジットカードの現金化はその意味でもメリットがあり、あくまでもショッピング枠を使った買い物なので、信用情報に記録が残ることはありません。
複数社からの連絡に追われる必要がない
クレジットカードの現金化で借金の一本化をした場合、返済相手はカード会社のみになります。そのため、複数社からの連絡に追われる必要がなくなり、管理や把握が楽になるメリットもあります。
返済先が複数の場合もきっちり管理できる方なら問題ありませんが、複数からの連絡で心に余裕がなくなってしまう方には有効な手段です。
クレジットカード現金化を賢く使って経済的な余裕を生み出そう
このようにクレジットカードの現金化には有効に活用するためのポイントがあります。ただ現金化業者に言われるがままに受け身でサービスを使っていると、気づきにくい面なので、積極的に自分から有効活用を模索していくとよいでしょう。
お金は、生活を円滑にしてくれる潤滑油のような存在です。そんなお金のサポートをしてくれるのがクレジットカードの現金化なので、できるだけ賢く使って、経済的な余裕を生み出せば心にも余裕が生まれてくるのではないでしょうか。