nanacoカードの現金化の方法と、クレジットカード現金化との比較方法を紹介します。普段、クレジットカードで現金化をしているなら、覚えておいたほうがよいでしょう。
目次
nanacoカードとは
クレジットカード現金化を利用しているなら、nanacoカードを知っておいた方がよいかもしれません。
nanacoカードは、セブン&アイグループで利用することができる電子マネーです。開始以来、着実に成長し続け、今ではnanacoの文字や言葉を見たり、聞いたりしたことのない人の方が少ないのではないでしょうか。
nanacoカードを知らなくとも、その名前くらいは聞いたことがあるはずです。利用者が非常に多い電子マネーなので、Amazonギフト券などと同様に詳細を確認しておきたいところです。
nanacoカードでクレジットカード現金化
nanacoカードは、利用者の多い電子マネーであることがわかりましたが、nanacoカードはクレジットカード現金化にどのような関係があるのでしょう。
nanacoカードは、チャージした分の金額を買い物に使うことができます。そのため、このカード自体が、クレジットカードのショッピング枠のようになっているのです。
つまり、nanacoカードを利用して、ネットショッピングをし、その商品を換金することができれば、クレジットカードの現金化のような使い方ができるというわけです。
しかし、nanacoカードは、クレジットカード会社から付与されるショッピング枠とは違い、事前に利用者が利用したい分の金額をチャージする必要があります。
nanacoカードはクレジットカードからチャージ可能
nanacoカードは、利用する分を自分でチャージする必要があります。クレジットカードのショッピング枠とは違い、あくまでも、自分で入金する必要があるので、このままではnanacoカードを現金化に利用できないと思うかもしれません。
しかし、nanacoカードのチャージは、クレジットカードを利用することでも可能です。現金でチャージする場合にはクレジットカード現金化にはなりませんが、クレジットカードでチャージすれば、立派な現金化といえますね。
チャージしたポイントは返金不可能
nanacoカードの特徴として覚えておきたいのが、一度チャージしたポイントは、返金が不可能という点です。そして、どうしてもチャージしたポイントを現金に戻したい時に、利用できるのがクレジットカード現金化の方法です。
当然、換金率分は、差し引かれてしまいますが、チャージした分のポイントで何らかの商品を購入して、換金すれば現金を取り戻すことができます。
nanacoカードで現金化をする場合、セブン&アイグループの店舗でAmazonギフト券を購入するのが有名な方法です。
Amazonギフト券は、専門の取引業者が存在するほど、活発に現金化がされている商品券です。しかも、クレジットカード会社の認識は、あくまでもいちサービスの商品券という認識です。
つまり、換金性の高い取引と見なされてしまう可能性は、その他の商品券や新幹線の回数券に比べて低いことがわかります。
加えて、80%程度という高い換金率を提示してもらうことができますので、どうしてもnanacoカードのチャージ分を現金に戻したい場合にはチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
クレジットカードでチャージする場合
nanacoカードにクレジットカードでチャージすることができれば、クレジットカード現金化と同じような使い方をできることがわかりました。
しかし、クレジットカードを使ってチャージする場合には、いくつかの手間が発生します。まず、クレジットカードの事前登録が必要になってきます。
また、1枚のnanacoカードには、1枚のクレジットカードしか登録できないという決まりがあり、複数のクレジットカードを使って、nanacoカードにチャージした上で現金化をするといった手法は利用できません。
さらに、nanacoカードにクレジットカードを登録する際には、本人認証サービスに事前登録する必要もあります。
このように、nanacoカードにクレジットカードでチャージできるようになるまでには、いくつかの手間が発生しますので、覚えておくとよいでしょう。
nanacoカードか?現金化業者か?
nanacoカードは、使い方によってクレジットカードの現金化のような使い方ができることがわかりました。そこで気になるのが、業者を利用した現金化との比較です。
手間は圧倒的に業者による現金化の方がかからない
nanacoカードで現金化をする場合、手間がかなりかかります。まず、上で説明したように、クレジットカードによるチャージを可能にするまでに手間が発生します。
さらに、セブン&アイグループの店舗に出向き、Amazonギフト券を購入するという手間が発生します。
そこからさらにアマゾンギフト券の専門業者に買取してもらう手続きをしなければならないので、クレジットカードの現金化をネットで行う場合に比べて、二重の手間が発生することがわかります。
ちなみに、クレジットカード現金化業者の場合は、スマホやパソコンを使って、すぐにネット上で取引が完了します。
nanacoカードのチャージ上限
クレジットカード現金化を定期的に利用している方ならわかるかと思いますが、少額から高額まで自由に金額を選んで現金化することができます。
ショッピング枠分の現金化が可能なので、クレジットカードのショッピング枠が50万円や100万円の場合、そこから手数料を差し引いた分の現金を手に入れることができます。
しかし、nanacoカードはクレジットカードの場合、5万円のチャージ上限が設定されています。さらに、1回のチャージ上限は29000円となっています。こ
のようにnanacoカードによる現金化は、少額の現金化には便利なものの、高額の現金化には不向きであることがわかります。
複数カードからnanacoカードへのチャージはできない
nanacoカードにクレジットカードでチャージする場合は、事前に登録して、紐づけする必要があります。
さらに、nanacoカードに対して、クレジットカード1枚という決まりがあるため、複数のクレジットカードのショッピング枠からnanacoカードにチャージするといった技は使えません。
一方、クレジットカード現金化の業者は、複数のカードのショッピング枠を使って、現金化することも可能です。
このことから、柔軟性という意味においても、ネットのクレジットカード現金化の方が優れているといえるでしょう。
あえてnanacoカードで現金化する必要はない?
nanacoカードによる現金化と、クレジットカードの現金化を比べてみると、あえてnanacoカードで現金化する必要はないともいえるのではないでしょうか。
nanacoカードで現金化する場合は、結局アマゾンギフト券に頼ることになり、これならばアマゾンギフト券をクレジットカードで購入して現金化する方が楽です。
また、チャージ上限が設定されていることから、思ったような額を現金化できないこともあるでしょう。
換金率は、Amazonギフト券を換金した際の換金率になります。そのため、業者を選べば決して低いというわけではありませんが、そこまでの手間を考えると、あえて一度nanacoカードを経由する必要はないでしょう。
継続的に現金化が必要なら、やはりクレジットカードによる現金化がおすすめです。