クレジットカード現金化業者の逮捕事例と詐欺被害

クレジットカード現金化業者の逮捕事例

クレジットカード現金化業者の中には、悪質な詐欺業者もあり、最終的に逮捕された事例もいくつかあります。

「クレジットカードの現金化を利用する際に、優良な業者を比較しましょう」とは言うものの、具体的な逮捕事例を知らなければ、ピンとこない方も多いのではないでしょうか。

今回は、クレジットカード現金化の悪質業者が、どのようにして逮捕にまで至ったのかについて紹介しますので、万が一のために頭に入れておきましょう。

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出資法違反でクレジットカード現金化業者が逮捕された事例

出資法違反で逮捕

これはクレジットカードの現金化業者が2011年8月に出資法違反で初めて逮捕された事例で、メディアからの報道でその異常性が浮き彫りになりました。

この業者が利用していたのはキャッシュバック方式と呼ばれるもので、換金はあくまでも商品購入の特典として行われるものです。

この方式自体は優良業者でも広く使われている方法なのですが、何点かマズイ部分があったのです。

購入者が商品を知らない

クレジットカードの現金化は、利用者が自然なかたちでオンラインショッピングをしなければなりません。

しかし、この事例では利用者が商品すら知らない状態で、業者が都合の良いように購入商品を操作していました。このため、業者は貸金業にあたると判断されてしまい、逮捕に至ったのです。

換金率が低すぎる

2つ目の落ち度として換金率が挙げられます。本来、優良業者は低額の利用で8~9割程度の換金率で現金化を提供しているのが一般的ですが、この業者の場合は400万円を超えるような買い物でも8割以下の換金率で現金化をしています。

普通であれば400万もの利用の場合はそのお店の最大換金率付近での利用になるのが当たり前で、これでは利用者に明らかに損をしたという意識が残ります。

換金率の低さは利用者に被害者意識を芽生えさせ、それがきっかけで通報が入り調査に至る可能性も考えられるので、換金率が低い業者は、それだけで目を付けられやすい存在だと言えます。

総量規制の翌年

この事例は総量規制の翌年に発生していて、利用者側がまだまだ悪質業者の存在を軽視していた部分も考えられるのではないでしょうか。

少なくとも異常に低い換金率を掲示された時点でキャンセルすれば、防げた被害だといえます。

このことからも、現金化業者を利用する場合には、例え優良業者であっても危機管理意識を持ちながら利用することが大切です。

アダルトサイト架空請求とクレジットカード現金化を組み合わせた事例

アダルトサイト架空請求

換金率や取引の設定にミスがあった。このような単純な理由で逮捕される業者もあれば、非常に悪質で手の込んだ方法で利用者を騙しているケースもあります。

それが2013年5月の事例で、アダルトサイトの架空請求とクレジットカード現金化を組み合わせた詐欺です。

まず、アダルトサイトからの架空請求で対象が絞られます。架空請求に騙されやすい人は、基本的にその他の詐欺にも騙されやすい傾向があります。

そこに目をつけ、支払えないような架空請求をした上で、足りない分を現金化で用意させるというものです。その際の換金率は、6~7割程度で異常に低い換金率ともいえるでしょう。

さらに、手数料を差し引かれて手元に残った分は、アダルトサイトの利用料として徴収されますので、最終的には全くお金が残らない状態でした。

利用者のお金の悩みに付け込むのではなく、新しい悩みを予め作って、そこに付け込む非道という言葉がぴったりな事例です。

当事者以外からすれば回避できそうだが

自分ならこのような被害は回避できると思う方もいるはずです。

しかし、アダルトサイトを利用していたという負い目や、元々押しに弱い性格など、様々な状況が組み合わさることによって、6割程度という驚くほど低い換金率であっても、泣く泣く利用してしまう状況が完成してしまうのです。

事実、5割以下の換金率でクレジットカードの現金化を迫られた事例もあるのです。

多重債務者や経営難に苦しむ自営業者を狙う悪質現金化業者

多重債務者や自営業者を狙う悪質業者

2014年11月の逮捕事例では、クレジットカード現金化の悪質業者がどういったターゲットを狙っているのかが見えてきました。この事例の被害者には多重債務者や経営難に苦しんでいる個人事業主が多く、いずれもお金に困った人達です。

多重債務では消費者金融からの借金も期待できませんし、経営難の会社は銀行からの融資は難しいのが現実です。

つまり、選択肢が極限まで狭められた状況でのクレジットカード現金化の利用です。なぜ悪質業者はこのような人達をピンポイントで狙えたのでしょうか。

ターゲットのリストが出回っている

悪質現金化業者は、ヤミ金などと手を組んでターゲットを物色している場合が多いのです。

ヤミ金は多重債務者や業績が傾いている会社の情報を驚くほどたくさん持っています。このリストを使って営業をかけることで、通常では考えられないような成約率を出すことも可能なのです。

おそらく、被害者は悪質業者の勧誘を悪魔のささやきではなく、天使のささやきだと思ったのではないでしょうか。

この事例から学べるのは、電話やDMでの一方的な勧誘には簡単に乗るべきではないことです。自分で比較サイトやランキングを参考にして、優良な現金化業者を選定することが重要なのです。

お金にとても困っている状況で、このような営業が入ると、心が揺らいでしまいますが、そこはグッとこらえて冷静になるべきです。

個人情報の管理には要注意

この事例から、もうひとつ学べることがあります。それは個人情報の管理を徹底している業者を選ぶというものです。

この事例では、個人情報が横流しされた可能性が高く、詐欺を目的とした業者に個人情報を渡すことは非常に危険なことがわかります。

だからこそ、セキュリティレベルの高さはもちろん、個人情報の管理を徹底している優良業者を利用することが大切です。

ほとんどの詐欺被害は意識と情報で防げる

意識と情報でリスクを防ぐ

今回はいくつかの現金化業者が逮捕された事例を紹介しました。これらに共通するのは、利用者がしっかりとした意識と情報を持っていれば、いずれも防げたケースだということです。

クレジットカードの現金化は、金銭的なトラブルの最中に利用するという方も多いと思いますが、そんな時だからこそ冷静に判断して優良な現金化業者を選ぶことが大切なのです。

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